どうも。つばさです。
今回は私が失敗した投資信託をお伝えします。
というのも、私が10年ほど前になんとなく購入した投資信託があるのですが、つい先日久しぶりに確認したら、目を当てられない状況でしたので、その内容について書いていきたいと思います。
私の選んだ投資信託
私が選んだのは ↓ に記載した投資信託ですね。
- 楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)毎月分配型
目論見書によれば、米国の不動産投資信託指数(米国リートETF)とブラジルのレアル(通貨)購入による金利差で収益を得る投資信託ですね。
そして、この投資信託は毎月分配金の支払いがあります。
当時の私は毎月お小遣いがあった方がいいな~と思い購入していた記憶があります。まあ、発生した分配金は自動で再投資するようにしていたので使うことはなかったですが。
この投資信託は毎月分配金が発生するので、そのたびに基準価格が減少していきます。
目論見書では以下のように書かれています。
分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、 基準価額は下がります。
これがどんなことを示しているか、実績をお見せしたいと思います。
10年間の実績
下の画像は楽天証券で表示しているトータルリターンと10年間の資産の推移になります。
10年前に1万分買って、放置してた内容です。

2020年10月5日時点で、保有期間が10年3か月です。
そして、トータルリターンはなんと。。。。359円のマイナスとなりました。
次は10年間のチャートを見てみましょう。

青線が商品の基準価格になるのですが、私が購入した当初から右肩下がりで、今のところ購入時から89%ほど値下がりしています。下がりすぎですね。。。
オレンジ線で示す基準価格と分配金の合計はプラスで推移していたのですが、コロナで一気にマイナスになりましたね。そして、そのまま横横の動きを見せています。
ちなみに、インデックスファンドの人気銘柄 楽天・全米株式インデックス・ファンドのチャートだと以下(青線)のようになります。2020年にコロナでー20%程度下がっていますが、ばっちり回復していますね。

結論
これは私の投資した銘柄の一例にすぎませんが、毎月分配型は分配金を出す代わりに、基準値が下がってしまいます。
ですので、分配金が出たからといって、使っていては基準値が下がって結局プラスマイナス0ということです。
また上述ではお話していませんが、分配金には税金がかかります。約20%ですね。
つかわず、再投資する場合は、税金がとられるため効率も悪くおすすめできる商品ではないことがわかります。
私としては、やはり、購入するのであれば、分配金のないインデックスファンドを選んだ方がいいのでは?という結論に至りました。
ぜひ皆さまには私の投資を反面教師にしていただければ幸いです。
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